最近のマスコミが抱く「根拠のない自信」と情報の価値と綻び、ゲームやAIが準備する未来(2018年2月)

円瓢よ

まずはコインチェックが日本円の返金を開始したので、プラス分がかえってきたわ。
あとは、まだ預けているほかのコインの送金が行われるかやな。こちらは怪しいな。

昨日、IT企業をやっている師匠と3時間も話し込んだわ。
なかなか刺激的なディアロゴスやったわ。

最近悲しいのは、マスコミの根拠のない「自分らが正しいという安心感」やな。
これは前にも言ったと思うが、「おれらは正しい情報を流している。だからトランプなどけしからん的な論調」。
朝日の昔の北朝鮮報道を引っ張るまでもなく、マスコミは正しい情報を流しているのではなく、
正しいと思っている情報を流しているということ。

安部のヒットラー的会見を意義も挟まず垂れ流す様は、トランプ政権と大差ない。

「首相が言っているのだから正しいんです!」

それだけならまだかわいいが、見誤っているのは、「受け手は正しい情報をほしいのではなく、ほしい情報を受け取るだけ」という事実。

マスコミ業界というのも、1つの完結したシステム、つまりゲームだと思う。
「正しい事実」というゴールがあり、それを新聞社だか、記者だかが暴き合う。
城を攻略するのが、スクープで、みなはそれをスポーツのファインプレーのように購買する。
ただ、「事実」というアイテムはゲームなので、「本当に正しい必要はない」。
というか、正しくないと思う判断ができないようにセットされていること。

昔は、それしか遊ぶものがなかったので、みなが新聞とかテレビという「ゲーム」に飛びついたが、今は違う。
大相撲で露見したように、「やらせ」という側面が白日にさらされ、みながしらけてしまった。
つまり「城を落とすゲームも、裏で『いつごろ攻撃しまっせ』と密約ができている」ということもわかってきた。
これがなれ合いになった記者クラブの大弊害。

テレビも新聞もなくても、世間は困らない。
あせるのは、広告代理店もだろうね。
たとえて言えば、今まで東京ドーム(新聞とテレビのたとえ)をおさえておけば、
殿様商売できたのが、野球人気がサッカーなどの他競技に流れたため、田舎のゲートボール場(ユーチューバ―などの個人)さえチェックしないといけない。

前までは、マスコミは大きな権力のような気になっていたが、いまやそれでは商売はできない。
先の「正しい事実」という市場価値は、大きく低下して、「見たい事実」の価値が上がり続けている。
フェイクニュースと名付けたものは、自分たちも知らずに流していたのだから。
もやは、フェイクニュースと新聞記事の違いは、外野から見れば大差ないのかもしれない。

そこでゲームのことを考えた。
ゲームは仮想空間を生活空間に変えて、プレイヤーの人生の一部として楽しむよう脳みそを変容させてしまった。
VRなどがもっと進化すれば、その流れは加速する。
(彼らは自らその世界に入り込んだ。これは希望に燃える新入社員が組織人になる過程と同じ。そこでプレーするにはルールを身につけないと参加できないので)

そこから先の未来予想図は、われわれにとっては好ましいものではないかもしれない。
「動かなくてできるスポーツ」「行かなくても体験できる旅行」など
行き着く先、われわれは体を持っていたことさえ忘れることになるのかもしれない。

ゲームが進化し続ければ、われわれはゲームの中の体験の方が、実社会の体験より価値があると感じるようになるかもしれない。

話は飛んで、ロボットの話になった。
結構な会社には、ペッパーくんが置かれているが、海外はもっと進化しているのだという。

https://wired.jp/2017/11/17/atlas-robot-does-backflips-now/

これなど悪夢やど。

これが進化したら、ゲームの仮想現実どころではないわ。
ブレードランナーのアンドロイドのような世界は、すぐそこにきている。
ソフトバンクは、会話する介護ロボットの開発を急ぐ。
そうなると、先の話と同じで、独居老人が、優しくしてくれる介護ロボットに自分の財産を相続させるなんて世の中も出るかもしれない。

少し雑な文章で申し訳ないが、ゲームから考えたこれからの未来であった。

最後に、ほっこりするももクロの映像を。
いまや振り付けもわかるレベルになったが、以下の映像はカッコイイ。
労働賛歌はあの筋肉少女隊の歌だが、完全に彼女らの歌になっている。

https://www.youtube.com/watch?v=HNYiAWXhBD4

これは代名詞の曲。
https://www.youtube.com/watch?v=MyBj-B-0RiU

ではの。

空石