円瓢によるプロローグ

空石よ、待ってました!もら坊主円瓢や! さて、恐らく風邪でも引いているのでは、もしくは、忘年会続きで酒にやられたのでは、と推測していた。どうやら両方のようやな…。大変やな、年末は。だいぶ体調回復とのことやが、大丈夫か?お主は日本の、世界の宝やから、沈まぬように。 さて、ネットも回 […]

近江鉄道に揺られ永源寺に門を閉ざされる

強行日程とはまさにこのこと。ときは昨年(2017年)の12月31日。押し迫ってきたどころではないタイミング。私がタイ・バンコクから帰った次の日に、仏友が東京から乗り込んできた。   なにをたいそうな。たかが正月休みやないか!?ふん、そう云うことなかれ。われらにとり、恒例 […]

太郎坊から除夜の鐘とカツヤで真っ暗闇

だが、まだわれわれの年越しは終わらない! それどころか、ここからが本番である。…既にちょっと疲れているが、気のせいだ。   まず、初詣には神社を目指すことにした。勝負の神様として有名な「太郎坊宮」である。またもや、八日市駅でガチャ電(近江鉄道の愛称)を待つ。1日切符を買 […]

香川照之+白洲正子=石馬寺?

さてさて、ホテルに戻って一眠り。さすがに徹夜だと翌日が響く年齢ですので。 起床してから、まずは滅多に観ないテレビをみる。これも「納地獄」では恒例行事。 BSでは俳優・六角精児の鉄道番組をやっていた。 へぇ、あのおっさんギャンブルだけでなく、鉄道も好きなんや。 親近感を持ちつつ眺め […]

箕面縦走遭難の旅(上)

関西人にとり、身近であって、身近でない土地。その1つであろうことは間違いないのが、そう、箕面という地である。   「あぁ、北の方ね」。「あぁ、山ね」。「おぉ、サルがおるところか!」   …感覚的にはすぐわかるのだが、滅多なことでは大阪の民でも足を運ばない。1人 […]

箕面縦走遭難の旅(下)

それにしても、である。   「びっくりしたわ。革靴でこんな山道たどって来なあかんなんて、まさに地獄やな。宮内庁もなかなかのブラック企業やでぇ…。」   「いや、それはキャリアとノンキャリアの差と違うか?前の(参照地獄記事)東海自然道の看板をつくる国交省の係みた […]

天台修験をめぐる地獄・序章(葛川明王院)

113系という国鉄時代からある車両に揺られて、京都から琵琶湖を目指す。深緑の田舎車両だが、なかなか味わいのある列車だと思っている。ただ、絶滅危惧種ではある。     新幹線や東海道本線で琵琶湖の東側はよく通るだろうが、この湖西線が走る西側を通る人は多くはないだ […]

天台修験をめぐる地獄・第二章(伊崎寺)

なぜか仏友は積極的である。先へ行こうとのたまう。あんな地獄に遭ったばかりなのに。   でもまぁ確かに、車という「飛び道具」を有効利用しない手もない。特に我々にとっては極めて珍しいツールなのだからな。ということで、次なる天台修験の聖地、伊崎寺に向かった。   伊 […]

天台修験をめぐる地獄・完結編(無動寺)

さて、翌日の31日は再び比叡山だったのだが、宿泊は京都市内にした。西本願寺の信徒施設、聞法会館に泊まるためだ。   「部屋は車いすの方も使われるタイプなので、ちょっと広くなってございますよ」   受付の方の対応が優しい。さすが、敷居が低いとされる浄土真宗だ。ち […]

岐阜県関に空前のブーム到来! ~刀と五郎丸~

地獄めぐりの季節ががやってきた!   息巻いたが、これを書いている今は、凍えるような寒さはとうの昔にぶっ飛んだ暑い夏なのだが…。 さておき、今年の地獄は、小生の都合で、年が明けてからと相成った。東京から仏友・円飄を待ち受け、 まずは昨年お世話になった愛知県江南市の永正寺 […]

誰がために鐘は鳴る…(名古屋市・興正寺)

仏友との語らいもフィナーレを迎えようとしていた。   名古屋に戻ってきたこともあり、寺選びに難儀した。   「こんなところでよければのう…」   愚生が申し訳なさそうに提示したのは、名古屋市内の八事にある興正寺だ。由緒ある大寺である。 新たな大仏とい […]

プロローグ~そうだ知多へ行こう

12月30日。【納め地獄】の季節とあいなった。…またもや、今年も。   改めて説明をしておくと、われわれMONKフォーラム一同は、誰に頼まれるでなく、年越しに寺参りをすることにしておる。平たく言うと、初詣なのだが、そこは仏友と新年の一計をぶつので、場所の選定からかの地で […]

ゆる~い札所

なかなか、第1札所にたどり着かんなぁ。 が、それがまたMONKクオリティとも言えようか。まあ、気長にお付き合いあれ。   曹源寺は、第1番札所だ。大事なことなので2回言いますと、第1番なんです。88カ所ある栄えある1番目のお寺な訳です。さぞかし、本場の八十八カ所のように […]

半田の朝~ミツカンさん

元旦、せっかくだからと、一夜を過ごした半田の町を闊歩した。 一見、何もない田舎町だ。だが、ここにはお酢で有名なミツカンの本社がある。さらに、道路は三車線。トイレに入ろうとした病院は、近代的な雰囲気がある(営業しておらず、暖を取るもくろみは外れたが…)。   「何かおかし […]

半田の夜~日蓮さんと宗門系大学

宿は半田に取った。 なかなかよいビジネスホテルで、大晦日に家族連れが大挙する上質感が素敵だった。 そして、夜も仏教トークが続いた。当たり前過ぎることなのだがな、MONKの旅なのだから。 釣り師が揃って呑んでいるのに魚の話が一切出てこない図など想像できんだろう。 仏友は先日、所要に […]

プロローグ

こんにちは、空石です。 寒い冬のさなかに、涼しかった夏の日を回顧している。彼の地は標高800メートルのところにあった。今は雪が積もっておろう。どっさりとな。2月の最低気温は気温がマイナス8度にもなるのだから。 これは、昨年のお盆に決行された仏友・円瓢との『地獄巡り』の足跡である。 […]

天満の坊主バー

舞台は関西だった。大阪の梅田近くに泊まるということで、幼少期を過ごした天満に足を運んだ。長い商店街が有名で、未だに下町情緒あふれるかいわいだ。 昔、鬼才・青木雄二が書いた漫画、『ナニワ金融道』に天満のまちが登場し、阪神ファンの集う店まで書かれるディテールに感激した。安い焼き肉屋と […]

そして高野山へ~1日目・昼

高野山に行くには、難波から南海電車に乗ります。 閑話休題。高野山は有名ですが、実は高野山という山はありません。日本で一番知られる霊場は、山々に囲まれた盆地の総称なのであります。 南海高野線は橋本駅あたりから、峻険な山道をノロノロと蛇行しながら上がっていきます。極楽寺に着くと、ケー […]

そして高野山へ~1日目・夜

宿坊に帰ると、お坊さんが「ナイトツアーがあるので、行きませんか?」と声をかけてくださった。 夜の奥の院…。ゾクゾクするが、行かないわけがない。しばしの爆睡のあと、深遠なる闇の世界に繰り出した。 奥の院とは、開祖・空海のお墓。仏友の円瓢は、自分たちの本籍地をわざわざここにしているほ […]

高野山2日目

朝の勤行はAM6:30から。ということは、準備をするお坊さんは、もっと早起きをせねばなりません。その上、住み込みの彼らは、近くにある高野山大学で授業を受けるのです。遅くまで騒がれたらたまったものじゃない。これこそが、消灯が異様に早い理由なのですね。 さて、すがすがしい朝の勤行を終 […]

プロローグ

先に言っておく。前置きは、いつも通りとてつもなく長い。 ちまたは、オリンピック一色である。女子マラソンの野口みずきが、金メダルを取り、日本のメダルラッシュもここに極まれり。怪我を乗り越えYAWARAちゃんが金を取り、北島康介が平泳ぎで2冠。国民の一番関心の高かった(TVで言ってい […]

鷲峰山金胎寺(奈良)の「納め地獄」

さて、2009年末の29日は、奈良にも信楽(滋賀)にも伊賀上野(三重)にもほど近い京都のど山中、相楽郡和束町という茶の名産地に赴き、鷲峰山(じゅぶさん)の頂上にある古刹(676年創建)、金胎寺(こんたいじ)に、同じく仏教オタクの親友、つまりは空石と二人で参拝してきた。さすがは役行 […]

プロローグ

『世界地獄旅行案内』というおどろおどろしい見出しが、視覚に飛び込んできた。落合信彦が執筆人に顔を連ねる体育会系国際雑誌「サピオ」である。「お薦めしません」というサブ見出しの茶目っ気ぶりは、鈴木宗男の北方領土発言・北朝鮮拉致疑惑(もう事実となっちゃった)などで右傾化する世論をバック […]

空石による紀行文

私は、仏友と生駒に向かった。なぜって、そこに「聖天さま」を祭る生駒聖天があったから。我々は、大阪福島の「福島聖天」というお寺で、縁あって月に一度イベントをさせていただいている。そこで、「聖天さん」にいろいろ功徳をいただいているのだが、ならば本家にもお礼にあがらねばと、聖天さまの大 […]

エピローグ(法螺)

「法螺貝」を売ってる店なんてあるのかいな…。で、HPを調べると、ありました。法螺貝は、修験道の法衣専門店に売っていたのであった。ならば、と行ってきました。京都にある林勘法衣店へ。河原町通りを一筋入ったところにあるお店は、うっかりすると通り過ごしてしまう。店構えは、まったく普通の家 […]

P.S. その後は「地獄」不作の年が実に5年間続く…!

2004年は納め地獄はなく、代わりに俺は銀座でUKと会い、池袋では清老師と邂逅し、東京のVOWSバーを全部周って縁を繋いだ。プラス、空石の川西宅にもクリスマスどんぴしゃにてお邪魔して、宿泊までしたはず。翌2005年も、我らの凶行・納め地獄は決行されず、今度は梅田で長之坊と空石と共 […]

空石による紀行文

『ねごろ』という名前、どことなく言ってはならない呪文の香がしまいか。その地は大阪と和歌山の境、葛城連峰がこの地で凝れるところから嶺凝(ねごり)と呼ばれる。暮れも迫った12月28日、俗世の塵芥を払い落とし、身を隠すように根来寺へ向かった。根来は、たくらみごとを秘めて我々を待っていた […]

後日談

From:   モラ坊円瓢To:    モラ坊空石Subject: 次の地獄は民博か?!;いま読んでいる仏教本Date: Thu, 9 Jan 2003 02:55 空石よ!明けましたな!2003年はぶいぶい言わすか、ひとつ!? 30、31日と箕面の実家に帰ってぼうと過ごし、年が […]