鳥取県は倉吉にて、縁あって竜門さんの手によりがれきの中から生まれたわし「笑い仏」じゃが、東へ東へと歩を進め、多くの心あるお寺さまの善意によって居候をさせてもらってきた。2012年の6月から始まった旅じゃが、いまの世田谷観音さんで18番目のお寺となっておる。感謝、感謝じゃ。
そのときどきにおいて、福島の皆さんの「いま」を伝えるパネルをわしの傍らに設置させてもろうとる。福島は、言わずと知れたわしの最終目的地であり、今も大地震とその後の原発事故により大きな苦難の中を皆様が進まれておる地である。そのパネルがまた更新されたので写真を撮ってもろうた。
着実に東をめざし、この8月に福島県双葉郡富岡町の浄林寺さんにて旅を締めたいと思うておりまする。