何じゃ、何じゃ。えらく賑やかじゃのう。
今日は6(土)じゃが、何やら賑やかな家族が参ってくれたようじゃ。
…と思ったら、MONK衆のモラ坊円瓢の家族ではないか!4人で参拝してくれたのじゃな。
山門の前のでっかいお地蔵さんの前で合掌するのは、円瓢の長男じゃな。聞くと彼は、お地蔵さんの縁日(24日)に生まれたとのことで、オヤジに昔から「縁の強い仏さん」として地蔵菩薩さんを紹介されておるとのこと。なるほど、それで、写真を撮るというと自然にこういう格好なのか…。こういうのも「英才教育」と呼ぶのじゃろうかのう…。
山門で出迎えてくれるのは、由緒正しい金剛力士像じゃ。このような小さな写真でも、その威容は感じられるのではないじゃろうかな?
とにかく世田谷観音寺さんは、境内が緑わんさかで、憩うのじゃよ。東京の都心にあるアーバン寺とは思えぬほどのゆったりさで、市民がふらりと立ち寄れる空間となっておる。円瓢のセガレどもも、ほれ、でっかいみみずを見つけたと大喜びじゃ。
そしてわし、笑い仏にご対面じゃ。彼らが入ってくるちょうど前には、熱心に観音経をわしの前で唱えてくれる女性の方がおって、有難かったのう。じゃが、そういうベテラン勢ばかりではなく、年端もゆかぬ子供たちからのわくわくした眼差しを向けてもらいながら、彼らと縁を繋げるのも妙なるものじゃよ。長男がオヤジに教えられて、芳名帳に記しているようじゃな。
お主の励ましの言葉、しかと福島へ届けようぞ。
こうして、彼らはお寺の方と談笑した後、帰って行ったのじゃ。
が、その後も近所の方々がひっきりなしに参ってこられて、わしも相手をさせてもろうておった。合掌。
そろそろ、このお寺ともお別れじゃのう。