半田の朝~ミツカンさん

元旦、せっかくだからと、一夜を過ごした半田の町を闊歩した。 一見、何もない田舎町だ。だが、ここにはお酢で有名なミツカンの本社がある。さらに、道路は三車線。トイレに入ろうとした病院は、近代的な雰囲気がある(営業しておらず、暖を取るもくろみは外れたが…)。   「何かおかし […]

半田の夜~日蓮さんと宗門系大学

宿は半田に取った。 なかなかよいビジネスホテルで、大晦日に家族連れが大挙する上質感が素敵だった。 そして、夜も仏教トークが続いた。当たり前過ぎることなのだがな、MONKの旅なのだから。 釣り師が揃って呑んでいるのに魚の話が一切出てこない図など想像できんだろう。 仏友は先日、所要に […]

谷町筋はディープな香り(2015年12月・大阪市・北向き不動など)

瀧之坊と大阪で待ち合わせて寺巡りをした。大阪駅から南に下った谷町九丁目から、四天王寺のあたりは、以外に知れていないが、寺密集エリア。聖徳太子創建の四天王寺をはじめ、約200の寺があると言われている。   今回は、空石主導でなく、瀧之坊に先達をつとめてもらった。名前のごと […]

極楽寺⑦~久々の浜名湖

ようやくまとまった休みが取れたので、静岡県周辺をぶらり。浜名湖を眺めていると、福島を目指す笑い仏の巡礼の際にお世話になった極楽寺に寄ろうと、考えた。   突然の訪問にも、ご住職夫妻には文句も言わず、お付き合いいただいた。なぜかここのお寺に来るときは、いつも快晴。 &nb […]

生き残った寺(2015年11月・愛知県豊田市・山中観音堂など)

歴史に、もしもなどない。でもしかし、あの愚行がなかったなら…。応仁の乱、織田信長の延暦寺焼き討ち、太平洋戦争中の金属供出令など。明治期の神仏分離令はこの中に必ず入る。神仏分離令は、神道を国教化し、天皇中心の政府をつくるため、1868年に出された。新政府の中枢だった薩摩藩などでは、 […]

大須にて出会った神々(2015年11月・名古屋市・七寺など)

ある意味で、仏教ブームはちまたで定着した感がある。テレビでも趣旨には首をかしげるが、お坊さんが主役の『ぶっちゃけ寺』なる番組もある。最近、友人から本をプレゼントしてもらった。   「絶対、好きな本だと思ったので」   これは、ありがたい。だが、手に取って、少し […]

遠州紀行①~見てはいけないもの~(2015年12月・静岡県袋井市・可睡齋)

夏休みを12月に取るって、どうなんだろ?休めるだけましと、前向きに考えて、寺に参ろう。   可睡齋という寺に行きたいと思っていた。 名前は聞き慣れないだろうが、れっきとした専門僧堂もある曹洞宗の大寺である。いわれは、徳川家康が命の恩人でもあるお寺の仙麟和尚を浜松城に招い […]

遠州紀行③~灯台から見えたデンジャー~(2015年12月・袋井市・油山寺)

結構見どころがあるんです。遠州三山なんてのがあります。静岡西部にある可睡齋、尊永寺、油山寺の三名刹をさします。   前の2つはすでに制覇済。残るは1つ。油山寺は、眼病に効くということで有名である。怪僧道鏡を寵愛したことで知られる孝謙天皇(聖武天皇の娘)の眼を治したそうで […]

つかみきれぬ山(2015年8月・奈良県生駒市・宝山寺)

先日、仕事で関西に帰ったら、仕事場が生駒山の山麓だった。 翌日、連れと飲んだ。 彼は「生駒はやっぱりええ。ホッとするというか、心が洗われる」と宣う。 ふうん、そんなものかね。 そういえば、私も縁のある聖天さんを祀る宝山寺には、 しばらく行けてないもんなぁ。 こりゃ、「顔見せぇや」 […]

不退のダンス(2015年8月・岐阜県郡上市・大乗寺)

郡上には、1度行ってみたかった。なぜって?聞くも野暮よ。郡上踊りを見るためゾ!なにがスゴイって、この踊りは7月11日からはじまって、9月5日まで約2カ月もの長きにわたり、行われておる。お盆の8月13日から16日はクライマックス!徹夜踊りでは、夜の8時から朝の4時ごろまで踊り倒す。 […]

浄林寺④~法要の様子とメディアの皆さん

お盆の季節もそろそろ過ぎ去ろうとしておるが、皆さんは如何お過ごしじゃろうか。 わしも、ここ福島県富岡町浄林寺を終の棲家と定めてからあっと言う間に3週間以上が経過したわい。今月の6日に、施餓鬼法要と併せて行われたわしを迎える開眼法要にて、早川ご住職や檀家の皆さまと縁を繋いでからもう […]

浄林寺③~施餓鬼法要

いよいよ施餓鬼法要の日がやってきた。 わしにとっては、お檀家さんへの初めてのごあいさつになる。 わしを生んでくれた仏師・山本竜門師も鳥取県倉吉からお越しいただいた。 浄源寺の森住職と、茨城県の三井さんには、妙なる尺八の演奏をしていただいた。 200人弱が集まる盛大な法要でった。 […]

浄林寺②~復興と現実

お寺では、はち切れんばかりの笑顔で、早川住職が迎えてくださった。   だが、ご住職に案内していただいたまちの様子を知るにつれ、 まだまだ復興と呼べる状態にまちはないことを思い知らされ、がく然とする。     港近くは、津波の被害でうち捨てられたままだ […]

月山寺①~高級旅館のような~

いよいよ福島入りを前に、最後の逗留寺にたどり着いた。 圓満寺から、車で1時間ぐらいで、茨城県桜川市の月山寺に到着した。 月山寺は796年に創建されたという古刹で、室町時代に法相宗から天台宗になったという。 境内には、重厚な建物が並んでいる。美術館まで持たれており、数々の仏宝がある […]

圓満寺①~なめがた?~

成田山を立ち、北北東に進路を取った。 高速を降りると、あたりはすがすがしいぐらい、視界をさえぎるような建物がなく、農作物の畑がまぶしい。都心を離れ、またのんびりできるかのう。目的地は、成田から車で1時間ちょっとの茨城県にある「なめがた」という。 わしもいろいろ修行してきたものじゃ […]

アトリエ木游(新勝寺)④~なごり惜しき仏師さん ~

ちょいと滞在が短かったかのう 先日着いたと思ったら、引っ越しじゃ。少しせわしないかのう。 じゃが、仏師の川島さんからは、面白い話をいろいろうかがった。本職は仏像作りだが、抽象化された現代的な作品もつくられる。もうわしはいないが、成田山のお参りついでにもアトリエをのぞくと、そんな秀 […]

思えば遠くに来たもんだ(2015年5月・北海道札幌市・弘法寺)

武田鉄矢主演の映画のタイトルではない。だが、舞台の秋田県角館よりさらに遠い北海道にいる。いわゆる北の大地だ。気温が違うし、風が違う。 とはいえ、こんなところだからこそ、寺を訪れたいと思うのが人情?知人のお坊さんに電話をすると、グーグル並みの即レス返事だ。   「OKです […]

アトリエ木游(新勝寺)②~あの海老蔵も~

お世話になっておるアトリエの仏師・川島さんに、成田山の説明をお願いをしてもろうた。わしがおる場所は、新勝寺の境内の東側に位置する。東門から入ると、すぐ左なのじゃが、普通の参詣者は、正面から来られるため、なかなかわかりにくいかもしれんのう。   以下には、成田山のHPで、 […]

世田谷観音⑨~大江戸よさらば!~

緑を増した感のある世田谷観音じゃが、6月になると、さすがに暑さもこたえるようになってきた。太田さんにも、お世話になりました。   次に行く成田山の引っ越し先を決めるときに、骨をおっていただいた。   わしは、これから千葉県の成田山にMONK衆の車に揺られて行っ […]

世田谷観音⑧~賑やかな訪問者~

何じゃ、何じゃ。えらく賑やかじゃのう。 今日は6(土)じゃが、何やら賑やかな家族が参ってくれたようじゃ。 …と思ったら、MONK衆のモラ坊円瓢の家族ではないか!4人で参拝してくれたのじゃな。   山門の前のでっかいお地蔵さんの前で合掌するのは、円瓢の長男じゃな。聞くと彼 […]

世田谷観音⑦~新しいパネル~

鳥取県は倉吉にて、縁あって竜門さんの手によりがれきの中から生まれたわし「笑い仏」じゃが、東へ東へと歩を進め、多くの心あるお寺さまの善意によって居候をさせてもらってきた。2012年の6月から始まった旅じゃが、いまの世田谷観音さんで18番目のお寺となっておる。感謝、感謝じゃ。 &nb […]