岡本太郎と禅坊さん(2002年10月)

何か最近もやもやしていた。
ゴルフツアーの幹事をして帰った翌日。
俺もそろそろゴルフを性根入れてやろうと思ったそのとき。
読んでしまったのよ。太郎を。
岡本太郎じゃ。

おっさん、京都で禅坊主のために講演したそうじゃ。
(えげつない集会やろ?)
禅坊主は「道で仏に遭えば仏を殺せ!」を多用するらしい。
この言葉さえ、センセーショナルなのだが、太郎はこれをも破壊した。

「皆さん、京都の辻に立って仏に出会えますか?」
これに挙手する坊主はいなかったそうだ。

「遭えっこない。遭えるはずがないんだ。では何に出会うと思いますか?」
これもノーリプライだったという。

「出会うのは己なのです・・・」と続く。

つまり、仏は求めて現れるのではなく、自分の中に見出すもの。
これを壊せというのだと太郎は言う。

言葉に満足しているやからが多い。
景気が悪い、会社がしんどい、自分は頑張っている。
死んでまえ!

俺も忘れてしまうところであった。

久々に通ったガキのころよく食べた中村屋のコロッケを見たとき、幸運な食あたりを
起こしたのかもしれない。

感傷的に過ぎるのはよそう。それこそ、一生仏に出会えない輩だ。
モンクFにも渇をいれるで!
壊しまくれ、この日本!創造するのだ。
そのためにはどこでも馳せ参ずるぞ。

今度は同行二人(いや4人か)

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