弘法大師に帰依した義祖母の逝去(2005年7月)

よう、モラ坊空石よ、
こちらはモラ坊円瓢や

先週の(水)に我の妻の実家で四半世紀同居していて、ここ4ヶ月末期の胃がんのため入院していた義祖母が逝去した。家族では義祖母、我の妻、俺の3人が臨終の瞬間にまで立ち会えたわ。眠るように生命反応が消える現象を始めて眼前で体験したことは、得がたきものであった。中々感動的であった。

敬虔な密教信徒にて弘法大師の大ファンである四国育ちのばさまとは、生前によく寺関係の話で、この変人の初孫の婿は盛り上がっていたので、立ち合わせてくれたのやも知れぬわな。整然、完全に我の妻のことを任せられていたからな。家の者さえ知らないばさまの若いころの話までしてもろたことを考えると、よほどこの仏教オタクが楽しかったのか。有り難いことです。

通夜式に葬儀、つつがなく準備を行い、家族の要望を叶える形で執り行った。昨日に全てが終わり、久しぶりにぐうすか寝たな。家族はみな落ち着いている。やはり「やり切った」という感覚は大事やな。南無大師遍照金剛…合掌。

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