「悩まない坊主どもめ!」~高野山医療セミナー報告(2007年8月)

高野山の医療セミナーは最高やったで。同行したメンバーもよかったが、内容もよかった。無論、「sprituality care」という、日本ではまだ馴染みが深くない内容を手にする難しさは痛感したが、それでも貴重な試みであるとは思う。来年も必ず行きたいね。尊敬するジャーナリストの柳田邦男さん(フォーラムの理事長)と会って話もできて、セガレには、本にやさしいサインまで頂けたことは、素晴らしき縁であった。宿坊も2度目の場所やったがよかった。(寺の住職関係やと勝手に勘違いされてて苦笑したわ…。)

なにより、会場からたびたびあった、「本フォーラムへの僧侶の数が少ないのは情けない」という指摘は、全くそのとおりやと思った。1200人もの参加者があったが、その殆どは緩和ケアに携わる看護師や家族の人たち。「実際の臨床の智慧」を仏教から学ぼうとする人たちであり、まさに、本来の仏教の真骨頂である。

なのに、坊主の参加が圧倒的に少なくて、松長有慶老師のみならず、キリスト教系の人らからも、「日本の坊さんは結局悩んでないのですよ!」と痛烈に批判されて、壇上のパネリストの若い密教僧(非常にオープンなことをしてる優秀な鎌倉の坊さん2人)が「真摯に受け止め、猛省いたします」と言うていた。でも、こういう人らは全然ええ線行ってるのやけどね。

今後の「大量死時代」に、「生きた仏教」が果たせる役割は大きい。というか、ここで果たせなかったら、もういらんわ。

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