お世話になった風鈴寺とも、ついにお別れじゃ。佐藤住職夫妻には、本当にお世話になりました。 「いってらっしゃ～い」 ご婦人に元気に送り出されました。風鈴の音がいつまでも心地よいお寺じゃった。

１２日は増福寺で風鈴まつりが行われたのじゃ。普段は、のどかなまちが一変するのじゃ。 街には、みなの願いをかけた風鈴が飾られる。

増福寺のすそばでは、矢作川の清流を楽しむことができるのじゃ。   どれ、わしも見てみようかのう。  

　　ＭＯＮＫ衆が住職から何か言われておるぞ。 　　「やってみなするか？」 　　ははぁ、座禅だな。　　それにはまず座布というものを使うのじゃ。

７月１２日から、お寺はもちろん、まちの通りでは風鈴が飾られ、まち全体が、妙なる音色で包まれるらしいぞ。

風鈴寺は、正式名称を増福寺という。まちおこしの一環で、風鈴を奉納することは、いぜんお伝えしたかのう。境内にはいたるところに、風鈴が軽やかに妙音を奏でておる。

風鈴寺の入り口には、ありがたいことに、わしがおることを記す書き物をしていただいておる。ほれ。

  肌寒い日がちょいと、遠のいて、久々に表に出ると、驚いたわい。まさに桃源郷じゃ。 くどくどわしが言うより、写真で見てもらった方がいいかのう。ほれ。  

MONK衆がレンタカーを飛ばしてくれて、静岡の袋井から三河地方に来たわい。お寺に着くと、どこからともなく、涼しげな音色が聞こえる。 見れば、境内にはあまたの風鈴が、風に揺られて軽やかな音色を聞かせておる。長旅の疲れも吹き飛んだわい。 到着したときは、まちの方がお出迎えをしてくれた […]