『笑い仏をみなで福島にとどけよう』プロジェクト

● 趣旨

鳥取県倉吉市の仏師・山本竜門さんが作られた「笑い仏(がれき光背仏)」を福島にとどけます。「笑い仏」は、山本さんが30年以上も前に作られたもので、作風である笑顔をたたえています。後背に特徴があり、造成の過程で割れてしまった焼き物の断片が使われています。「がれき光背仏」のゆえんです。竜門さんは2011年3月の震災にあたり、「この仏を東北の方のために役立ててほしい」と思い立ち、このプロジェクトを行う運びとなりました。

ただ「笑い仏」は寄り道が大好きで、途中いろいろなお寺に立ち寄り、いろいろな方と縁をつなぎながら、福島を目指します。そこでは合わせて福島の現状を伝える写真展も行います。


「笑い仏」と仏師の山本竜門 さん

● 作者について

・ 山本竜門 鳥取県倉吉市生まれ。「焼き杉彫刻」の修行を積んだ後、京都の大仏師・松久朋琳・宗琳のもとで修行。自らの工房・集仏庵では1000体以上の仏像を制作。なかでも「福の神」は倉吉のまちの店や通りに置かれ、観光のシンボルにもなっています。

● 内容

・ 「笑い仏」が全国を東に行脚し、各地のお寺に立ち寄りながら、福島を目指します。
・ 逗留先のお寺では福島の現状を伝える写真展をあわせて行います。
・ 当プロジェクトの活動費として、募金の協力をお願いしています。

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