東福寺で善財童子と月蓋長者と(2003年11月)

実は本日、京都に行ってまいった。文化財特別拝観の最終日で、東福寺と知恩院をはしごしてきましたわ。とにかくでかいね。久しぶりに寺を拝観したから、東福寺の本堂が見えたときなんて、雨の中鳥肌立ちましたわ。知恩院も浄土教の総本山とあって、本堂の前に立ったときは、MONKはこんな権威と戦うんやなと武者震いしたわ。こんなもの観ると、仏教は国家権力やったと実感できる。

 

じゃが、この2寺に来たのは、三門のお仏さんを拝むためじゃ。
雇われガイドの舌足らずな説明には辟易したが、文化財保護の活動は認めてやろう。これが、金儲けでやってたら(なんと拝観料800円×2寺)、聖天パワー炸裂させたるで。

話がそれたが、東福寺の脇侍は、根来と同じく善財童子と月蓋長者!気になってしょうがなかったので、善は急げで、電話して行って来たわ。ある種、感動があったね。根来以来、追っかけていた恋人やもんね。

すっくと立った姿は、体の解脱を示すらしい。その像よりは強欲じじいの面影はなかった。釈迦を中心とした荘厳な浄土世界の中、一所懸命にMONKの願かけてきたわ。

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