諸々に民俗学的な考察とオオカミ信仰(2015年11月)

よう、空石!

民俗学系で精進しているとのこと。いいねぇ!

オオカミと言えば、すぐに思い出すのが下記の名著:

オオカミの護符という小倉美惠子/著
http://www.shinchosha.co.jp/book/126291/

確か俺がここに住み始めてちょっとした頃に知った本であったかと記憶するが、
本の舞台となるのは川崎市宮前区なので俺の住む区のお隣。急激に都市開
発が進む流れの中である日、土蔵で見つけた狼の護符から民俗学的探索が始ま
る…というスリリングなもの。非常に親近感を持った。

この著者、映像作家でもあるので、下記のような映像作品もある。まだ見ていな
いので、いずれ見たいと思うのやが:

オオカミの護符~里びと と 山びとのあわいに~
http://kac-cinema.jp/theater/detail.php?id=000290

つい先々週ぐらいに、小倉氏がその辺りを語る無料の市民講座があったのやが、
平日の昼間の開催でサラリーマンには不可能であった。俺が本書を知った時は
専業フリーランスであったため、この手の催しにはほいほい足を運んでいたこと
を思うと、その点でも感慨深いものがあった。

もう10年住んでるのやな、天体戦士サンレッドが住む町にも。感慨深いわ、ほんと。

そういう中で、区切りとして「魂の大家業」に精進する一族に関与するのもよい
かも知れぬ。新居が無事に立ったらぜひ町中を紹介するが、このエリアは、例
の大山街道との関係で江戸時代に宿場町として大変に栄えたらしく、造り酒屋な
ども多かった。未だに3つか4つ蔵を持つ旧家があり、 そこを改装してコンサー
トホールにしたりと面白い。「オオカミの護符」のような出会いを、ぜひしたい
と思うところよ。

ちなみに、今年の初詣(毎年、武術家の帝人ファーマ研究部長と一緒に行くや
つ)は、秩父の三峰神社であったが、ここはまさにオオカミ信仰の本 山みたい
なところやわな。探せば大間口の神は結構いるみたいで、下のようなものも:

狼の護符 ~秩父と奥多摩を中心に~
https://www.youtube.com/watch?v=fvseF97rm10

MONKの納め地獄、ええ感じよな!URLも見てきた。去年と同じで再度ダキニ天と
邂逅しそうなところとか、俺らも一周回ってまた中沢的な、民俗学的な方面に
嗅覚を感じているのかも知れぬな。

昨年のMONK納め地獄ブログのreminderも多謝。今からちょっと書いていくわ。