懐かしの 「家栽の人」と宮本常一(2015年11月)

よう、空石!

こちらは雨がちの空。急にこの週末は寒くなり冬の入口を感じさせたが、明日は
また最高気温が20度程度に上がるとのことで、暖冬には間違いないのかね。

そんなおり、下のニュースが:

漫画原作者の毛利甚八さん死去 「家栽の人」
http://www.asahi.com/articles/ASHCR5GYMHCRUTFL002.html?iref=comtop_6_06

長崎県佐世保市出身。日本大学芸術学部を卒業後、雑誌のライターを経て、
1987年、少年事件を扱う家裁判事が主人公の漫画「家栽(かさい)の人」
の原作を手がけた。その後も少年事件や裁判員制度についてメディアで積極的に
発言し、非行少年の更生を支援する活動も続けた。98年にはルポ 「宮本常一
を歩く」を発表した。

「家栽の人」は俺らが16歳、高Iのときかいな!?驚いた。第1話からあのハード
なトーンで目が離せず、その後も立ち読みの折に必ず読んでいたこ とを思い出
す。あの、妙に手塚治虫を彷彿とさせるだんご鼻の主人公の判事が、単純な善悪
のみでない視点を持つヒューマンドラマは、衒学趣味的若 を刺激するのに十
分であった。あの頃のBCオリジナルはほんと名作揃いでした。

そして、「宮本常一を歩く」。あまりに(俺らの間で)タイムリーだったので、
情報を共有する。

この週末、嫁さんとセガレどもが2泊3日で実家に遊びに行っていたので、俺
は(土)の午後から一人で留守番やった。家が静かで、パソコンの バッテリー
メンテの関係でしばらくPCが使えないとやることは読書しかない。久しぶりに、
デスクに座って数時間ぶっ通しの読書の楽しみを満喫し た。いやぁ、読んでな
いなぁと反省させられたわ。