浄源寺④~さらばご住職! 名残惜しき尺八!~

  いよいよ、お世話になった森住職と奥様ともお別れになる。
  こちらのお寺では、いろいろな方とご縁も結べたのう。
  足の弱いご婦人が、わしを気に入っていただいて、
  長い石段を登って、大勢のご友人をわしに会わせてくれて、ありがたかったのう。
  実に、名残惜しい。

 

  森住職は、旅立ちにあたり、お経と尺八を捧げてくれた。
  「たむけ」という、ご住職が法要でも吹かれるお歌だそうだ。  
  雨音を聞きながら、古雅あふれる妙音が胸にじ~んと染み渡ったわい。

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  また、妙なる演奏を耳にできる日を心待ちにして。
  本当に、ありがとうございました。

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