今後のMONK発展戦略~単発「イベント」を超えるもの(2011年12月)

いわゆるフォロアーも必要やね。簡単にいうと、ファンね。
たとえば、僕のイベント師匠に慈さん(この人も実家は寺)という人がいて、彼は灘のことしかしないし、語らない。(参考: http://www.nadatama.com/

うん10年の積み重ねで、たくさんのフォロアーもいる。彼が灘で何かするときには、確実に人が集まる。「この人のイベントにはいきたい!」と。根底には、この人のイベントに出ることは、灘に貢献してるという地元民や意識の高い民の知的満足感もある。

ここやと思うわ。

所詮、イベントが面白いだけでは長続きしないし、集客に苦労してしまう。MONKで考えると、僕らは「お寺を使った街づくり」が根底だけど、参加者にとっても「お寺っておもろい」的な発想に導かないと長続きせんわな。ふだんから「迷ったら寺やな」とか、「たまに座禅しにいこか」などというライフスタイルを、ちまたに定着させなあかんわな。

どっかMONKの趣旨を発信できる基地がほしいな。寺がベストやけど、前線基地はカフェとかかな。今回来てくれた中弐さんや村守さんのカフェは、そういう意味で、僕の中ではすでにMONK基地。チラシや集客などものすごく助けてもらった(向こうは迷惑千万やろうけど)。そこでMONKカフェみたいに、月一で講師を呼んで発信できたらいいけどな(集客を考えないものとして。だからカフェとかでやらしてもらうのがありがたい)。

あとはスポンサーやね。イベントするのに、1000円以上の参加費はこのご時世酷やね。参加者も今回ぐらい(30~40人)が何かを伝えるには妥当。なら収入は3万円ぐらい。この範囲でクオリティーを上げるのは、結構大変。その場合、大旦那が必要になる(自治体の助成を得るなど)。そしてそのためには、MONKが定期的にイベントを行わないといけないわな。

スポンサー獲得には、活動内容も重要。ただ定期的なイベントを一人で毎月イベントを行うのはしんどいな。僕の場合、毎季ごとぐらいが限度かな。

長之坊君らは布教に法事でしんどいと思うけど、あまり僕らが釈迦理気にコミットせずにすむイベントが月イチでできればベスト。円瓢サイドで、仏教系知識人の座禅の会とか、そんなんを東京方面でやってもらえると、立体的な広がりもできるよな。

東北もアプローチの一つ。今回の「Gate」イベントには、やはり原発反対というゆるい主張を持っている参加者が多かった。ここはMONK的にも考えないと。東北のお寺の復興をHPでサポートするとか。それをカフェで写真展にしたりとか…。

お寺サイドから考えられることあれば、またご教唆ください。

てな具合。

「原爆の火」についても衝撃を受けたこともある。
それは頭の整理がついてから…。

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