須磨寺③~見所いっぱいの境内:義経の腰掛松、敦盛の首洗い池、弁慶の鐘~

さて今日は、境内で目に付く、ちょっと大きなものを見てみるとしようかのう。

たくさんのお堂が立ち並ぶ中で、ふと目に入るのが大きな古い松と池じゃ。お寺では、時を知らせる釣鐘が立派じゃのう。ふむふむ…なにやら、謂れのありそうなものばかりじゃ。

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 義経の腰掛松

これは、源氏の荒武者の熊谷直実に討たれた平敦盛の首を、義経が敦盛であるかどうかを確認した時に腰掛けた松らしい。松にしては、相当に大きな松なのじゃが、あの超有名人の源義経公が座れば、プレミアがついて、ますます大きく貴重な松になったようじゃのう。今であれば、イチロー選手が座った椅子にプレミアがつくのと同じような感じじゃろうか。

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 敦盛の首洗い池

こ、これはまた生々しい場所じゃ…。熊谷直実に討たれた敦盛の首を、義経公に首実験(本人確認)するために、その首を洗って義経公に見せたと言われる池よのう。敗れたとはいえ、敵の大将と謁見するには、まず身を綺麗にして拝謁させる、という意味もあったのじゃろうか。やはり敵同士になっても、昔の日本人は礼儀を尽したのかもしれぬのう。

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 弁慶の鐘

さてさて今度は何か…。ふむふむ、鐘の立て札には、一ノ谷の合戦にて、かの武蔵坊弁慶が長い刀の先にかけ、前に提灯を吊るして鵯越えを担ぎ廻りて陣燈に代用…とある。つまり弁慶殿は、この鐘を刀で持って吊るすという人間離れした怪力であったということか!!重さは何キロじゃろうか…と、五十貫と書いておる。つまり一貫=3.75であるから、3.75×五十貫で、な、なんと187キロにもなるのじゃ!!すごい怪力じゃのう!
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