箕面縦走遭難の旅(下)

それにしても、である。

 

「びっくりしたわ。革靴でこんな山道たどって来なあかんなんて、まさに地獄やな。
宮内庁もなかなかのブラック企業やでぇ…。」

 

「いや、それはキャリアとノンキャリアの差と違うか?前の(参照地獄記事)東海自然道の看板をつくる国交省の係みたいによ(妄想)。」

 

「そんなん知らんと入社したらえらいことやで。『官僚やからデスクワークばっかりやろ』と思てたら、スーツで登山なんてよ!?」

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箕面縦走遭難の旅(上)

関西人にとり、身近であって、身近でない土地。
その1つであろうことは間違いないのが、そう、箕面という地である。

 

「あぁ、北の方ね」。「あぁ、山ね」。「おぉ、サルがおるところか!」

 

…感覚的にはすぐわかるのだが、滅多なことでは大阪の民でも足を運ばない。
1人なら、取り立てて行く理由はないだろう(住民の方には申し訳ないが…)。
なにせ、有名な滝があって、猿が跋扈する土地である。

 

円瓢が笑いながら語る。

 

「箕面市は、全国的にはいまや箕面ビールと滝の町らしいで。俺らの時代はまず「サル」やったけどなぁ。高校が大阪市内やが、空石含めて市内人からは「箕面から来てんの!?朝起きたらベランダにサルがおるとこやな?」とよう聞かれたわ。「そんなことあるかいな!」と鉄板の突っ込みを返すのがお約束やったそんなある日のことや…。」

 

「うちのオカンが、同じ箕面でも実家よりさらに山のふもと(如意谷-にょいだに-また名前が渋いわ!)に住む友人から聞いた話で、『ほんまに朝起きたらベランダからサルがこっち見て眼ぇ合うらしいで!』やと。…まじかいな、それ!それ以降、俺の反応も通常の突っ込みを伴いつつも「でも実はな…」とこの話を披露して、皆で驚きながらきちんと『落とす』ことができるのや。」

 

仏友よ。どんな他愛無い話にも「落ち」をつけることを必須とする点は超大阪人魂やと思うが、「まじでサルと暮らしてる」ってところは、やはり「大阪のチベット」、俺ら市内人には伺い知れぬ世界やでぇ…。

 

そんな聖なる地、箕面。再訪の機会がお盆に訪れた。

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